安倍晋三首相が辞任をし、菅内閣が発足されました。
そこで入閣をした岸信夫が安倍晋三の弟であるということで注目されていますが、安倍晋三の弟の苗字はなぜ岸なのかと疑問を持たれている方が多いようです。
安倍晋三の弟の苗字は岸なのか、またその背景(養子)や安倍晋三の家系について家系図を用いてわかりやすく解説します!
目次
安倍晋三の弟はなぜ岸なのか?家系図を見るとわかりやすい!
安倍晋三の弟の苗字なぜ岸なのか、気になっている人が多いようです。
安倍晋三の弟はなぜ岸なのかを説明するには、安倍晋三の家族について知る必要があります。
現代ビジネスの記事によると
晋太郎と岸の長女・洋子が結婚する際、「三人目が男なら岸家の養子とする」との約束事が交わされていたという。岸の長男である信和と仲子夫妻に子供ができなかったからに他ならない。
と書かれています。
ここに書かれている『晋太郎』とは、安倍晋三の父親の安倍晋太郎で、『岸の長女・洋子』とは安倍晋三の母親で、第56・57代内閣総理大臣 岸信介の娘です。
つまり、安倍晋三の弟はなぜ岸という苗字なのかという問いの回答は、安倍晋三の弟は安倍晋三の母親の兄(岸信和)の子供ができなかったので、岸家に養子に入ったから。
ということになります。
安倍晋三の家系図は色々な物がありますが、こちらは比較的わかりやすい家系図だと思います。
大久保利通から安倍晋三までの家系図が凄い pic.twitter.com/hSSkrVdx1x
— ケリー (@jpdrkk) November 29, 2019
安倍晋三の弟はなぜ岸家に養子に入ったのか
安倍晋三の弟はなぜ岸家に養子に入ったのでしょうか?
安倍晋三の家系は、安倍晋三が内閣総理大臣、その弟の岸信夫が防衛相になっただけでなく他にも多数の国会議員からなる名門家系なのです。
安倍晋三の父親の安倍晋太郎は衆議院議員、農林大臣、官房長官、通産大臣、外務大臣、自民党国対委員長、自民党政調会長、自民党総務会長、自民党幹事長を歴任しています。
安倍晋三の母親の父親(安倍晋三の祖父)の岸信介第56・57代内閣総理大臣、また岸信介の実弟の佐藤栄作も内閣総理大臣(第61・62・63代)でした。
岸信介の実弟の佐藤栄作の苗字が違っているのも、養子縁組をしたからです。
このように養子縁組を繰り返している家系なので、安倍晋三の弟はなぜ岸家に養子に入り名門の血脈を守り、絶やさないようにしているということです。
これまで繰り返されたのは佐藤、岸両家の血が入り混じることだった。その先に、晋太郎が加わることで安倍家の血脈が生まれた。さらに、三男・信夫を岸家の養子に迎える。岸家にすれば血のいわば逆輸入によって血族が保たれたのである。ただ、洋子は、わが子・信夫を養子に出したことを悔いていた。それは、後に信夫が政治家になるにあたり、育ての母・岸仲子の悲劇を生むことになる。(現代ビジネスより)
まとめ
安倍晋三の弟はなぜ岸なのか、またその背景や安倍晋三の家系について解説しました!
政治家の家系というのは一般人からするとかなり違っていますよね。
安倍晋三元首相は両親が不在のことが多く、子供の頃は一般の家庭に憧れがあったそうです。
「やっぱり普通の家庭への憧れはあった。人の家に遊びに行って友達が両親なんかと楽しそうに話してたり、父親と何か楽しそうにやり合っているのを見ると『ああ、いいな』と思ったりしたものです。それに引き替え、うちの家には父は全然いないし、母も選挙区へ帰ることが多かった。だから父がたまに家にいたりすると、何かぎくしゃくした感じがしたものだった」(『気骨 安倍晋三のDNA』)
最後まで読んでいただきありがとうございました!