スポンサーリンク

日本学術会議とは?わかりやすく簡単に任命拒否の問題点を解説!

政治

菅首相が「日本学術会議」会員の総理任命を巡って会員に推薦された6名の学者の皆さんの任命拒否をして物議を醸しています。

そもそも日本学術会議とは?と思った人も多いのではないでしょうか?

日本学術会議とは何で、任命拒否の何が問題なのか、さっぱりわからなかったので時間をかけて調べて勉強しました。

 

日本学術会議とはどんな組織なのか、任命拒否の問題点をわかりやすく簡単に理解できるようにまとめました。

目次

スポンサーリンク

日本学術会議とは?わかりやすく簡単に解説!

日本学術会議とは何をする機関なのかわかりやすく簡単に解説します。

日本学術会議とは

科学の向上・発展を図り、国民生活への科学の浸透を目的に、科学に関する重要事項の審議および政府への答申・勧告などを行う日本の科学者の内外に対する代表機関です。(weblio

科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。

日本学術会議の役割

政府に対する政策提言
国際的な活動
科学者間ネットワークの構築
科学の役割についての世論啓発

日本学術会議の職務は

科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。
科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること。

日本学術会議の職務の過去の事例

日本学術会議の職務の過去の事例としては、2010年9月に原子力委員会委員長から「高レベル放射性廃棄物の処分の取組における国民に対する説明や情報提供のあり方についての提言のとりまとめ」という審議依頼を受け、2012年9月11日に原子力委員会委員長に回答を行っています。(原子力発電環境整備機構

これまでの政策方針制度的枠組みを前提するのでなく、原点に立ち返った審議を行う必要があるこの事例をみると、日本学術会議が政府から独立していることの重要性がよくわかります。

日本学術会議の会員

210人の会員は非常勤特別職の国家公務員で、任期は6年間。3年ごとに半数が交代する。

日本学術会議の任命拒否の問題点をわかりやすく簡単に解説!

日本学術会議の任命拒否の問題点をわかりやすく簡単に解説します。

日本学術会議の任命拒否の問題点はずばり、「日本学術会議の人事に総理が介入して良いのか」が争点と言えるでしょう。

 

まず日本学術会議法によると、日本学術会議は政府に対して「勧告」したり説明等の「要求」をすることができます

第5条 日本学術会議は、左の事項について、政府に勧告することができる。
一 科学の振興及び技術の発達に関する方策
二 科学に関する研究成果の活用に関する方策
三 科学研究者の養成に関する方策
(以下略)
第6条 政府は、日本学術会議の求に応じて、資料の提出、意見の開陳又は説明をすることができる。

日本学術会議法

続いて日本学術会議法には、「優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し内閣総理大臣に推薦、その推薦に基づき内閣総理大臣が任命する。」という内容が定められており、「推薦を内閣総理大臣が拒否することができるのか」については明記されていません

しかし先述した通り、日本学術会議は政府の方針や政策から独立した組織です。

 

今回菅首相による任命拒否が問題となっているのは、任命されなかった候補に「共謀罪」法や安全保障関連法を批判した人、つまり政権に反対的な立場の学者が含まれることがあり、「政治的な判断で任命されるようになれば、学術会議は政府の御用機関となる」という指摘がされています。

まとめ

日本学術会議とはどんな組織なのか、任命拒否の問題点をわかりやすく簡単に理解できるようにまとめました。

日本学術会議は内閣総理大臣の所轄の組織なのだから、会員の任命拒否しても問題ないと考える人も中にはいるようで、それは日本学術会議法の解釈の違いや民主主義の捉え方の違いもあると思いますが、みなさんはどう思われますか?

また今回の問題を言論の弾圧という人もいますが、私は直接的には言論の自由を阻むものになるわけではないので『言論の弾圧』は ちょっと的外れかなと思います。

しかし実際に政府に勧告ができる独立した組織が、政権が気に入った学者だけの組織になっていたらどうでしょうか。

 

政権が気に入った学者だけが国内で発言力をもち、反政権の声が上がりにくくなり、個人の安全のために政権批判をしない人が増える…こうなったら緩い言論の弾圧、独裁に近い状態と言えるのかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
政治
スポンサーリンク
えがぶろぐ
タイトルとURLをコピーしました