お花のプレゼントと一緒に、日ごろの気持ちを伝える方法としても人気の花言葉。
実はそんな花言葉の中でも、大切な人に贈るのにおすすめの花言葉があるんです!この記事では、そんな魅力的な花言葉を持つ花について、まとめてみました。
また、贈るのにおすすめの方法についても書いてありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「ずっと一緒にいたい」の花言葉の花は?
最愛の人に伝えたい、「ずっと一緒にいたい」という想い。
プロポーズや記念日の贈り物にピッタリですよね。
そんな情熱な花言葉を持つ花達を、7種類挙げてみました。
薔薇
様々な品種があり、愛する想いを伝える花として人気の高い薔薇ですが、色や贈る本数によっても花言葉に違いがあるんです。永遠の愛を誓うのにおすすめなのは、ロマンチックな意味の花言葉持つ赤い薔薇。
9本だと【いつまでも一緒にいてください】
99本だと【永遠の愛/ずっと一緒にいてください】
プロポーズに真っ赤な薔薇の花束を贈られたら、気分が高まること間違いなしです。
アングレカム
熱帯アフリカに分布する、香りのよい白色の花を咲かすランの仲間です。
主に冬から春にかけて開花するのですが、花の形が星型に見えることから【祈り】、木や岩の上に根を張る着生植物であることから【いつまでもあなたと一緒】といった花言葉がつけられています。
永遠を誓う、神聖なイメージのお花ですね。
アンモビウム
可愛らしいキク科の植物で、見た目は白い花弁に見えるのですが、実は中心の黄色の部分が花で周りの白い総苞は葉の部分なんです。
和名で貝細工(カイザイク)と呼ばれるように、その美しい光沢からガラスをイメージさせ【不変の誓い/固い約束】という花言葉がつけられました。
一方で、ガラスの割れやすい性質から【永遠の悲しみ】というネガティブな印象も持っていますので、贈る際には一緒に花言葉を伝えてあげるほうがいいかもしれませんね。
チューリップ
春先によく見かける定番の花として知られているチューリップ。初心者でも育てやすく、私も小学校の頃に育てていた記憶があります。
実は全般の花言葉は【博愛/思いやり】ですが、こちらも色によってその意味が変わります。
最愛の人に贈るのにおすすめなのが、紫色のチューリップです。
紫色のチューリップは【不滅の愛/気高さ】と言われており、色の持つイメージがこういった大人の魅力を感じる花言葉の由来ではないかと言われています。
スイセンノウ
道端でも見かけることのある赤や紫の花で、葉から蕾まで細かな白い毛におおわれているのが特徴のふわふわなイメージの植物です。
花言葉は【私の愛は不変】です。
枝分かれを繰り返しながら茎先に花を次々と咲かせ、その華やかさを長く楽しめることからこの花言葉が連想されたようです。
ナズナ
春の七草のひとつで、漢字では「薺」と書きます。
日本ではそのハート型の実の形が三味線に似ていることから、ペンペン草の愛称で愛されています。
一方で西洋では、その形から「羊飼いの財布」と呼ばれ、羊飼いたちはうちへ帰ると財布をすぐ妻や母親に預けていたことから【あなたに私のすべてを捧げます】という花言葉がつけられました。
シザンサス
南米チリに分布する赤や紫、白、青などのカラフルな花で、英名では蝶々を連想させることからバタフライ・フラワーと呼ばれています。
花つきのいい品種で、華やかな花をあふれるように咲かせてくれるので、そんなボリュームいっぱいの咲き方が【あなたと一緒に/いつまでも一緒に/協調】という花言葉の由来だそうです。
「ずっと友達 」の花言葉の花は?
人は多くの場面で出会いと別れを繰り返しますが、仲良くなった親友にお誕生日や二人の記念の行事に合わせてお花をプレゼントするのもいいですよね。
日ごろは恥ずかしくて言えないけれど、親友だからこそ大切な気持ちを伝えたい!そんな想いが込められた花言葉を持つ花を、6種類挙げてみました。
ニリンソウ
春の野山にたくさんの白い花を咲かせ、地域によっては絶滅危惧種の認定も受けているニリンソウ。
名前にある「二輪」というように、1つの茎に対して仲睦まじく2輪の花を咲かせる様子から【ずっと離れない/友情】という花言葉がつけられました。しかし完全に2輪のみ咲くのではなく、育て方によっては1~4輪の花を咲かせることもあるそうです。
アジュガ
多様な品種があり、その育てやすさから初心者にも人気が高いシソ科の植物です。
この花の親株から子株へと花を咲かせる見た目が、まさに両手を広げているように見えるので【強い友情】というぴったりの花言葉がつけられています。
勿忘草
その名前から、少し怖いイメージのある勿忘草。
白い花は、見かけることの少ないその貴重さから名前の通り【私を忘れないで】という意味もありますが、ピンクの花はヨーロッパで友情を象徴する花とされていることから【真実の友情】という側面も持つ植物なんです。
ゼラニウム
様々なバリエーションがある植物で、香りを楽しむタイプのハーブゼラニウムは虫よけ効果もあり人気が高くなっています。
ゼラニウム全般の花言葉は【真の友情/尊敬】と相手を称えるものが多いです。
一方で、その葉の香りの強さから【あなたを信じない】などのネガティブな花言葉や、色によって別の意味も持っていますので、贈る際には一緒にその想いも伝えてあげるといいですね。
朝顔
朝顔は皆さんもご存じだと思いますが、夏のさわやかな花として人気の高いお花です。
代表的な花言葉は、朝の間だけという短命な開花時間から【儚い恋】と言われていますが、ツルを巻き付けぐんぐん育っていく、その力強い様子から【結束/固い絆】といった花言葉もつけられています。
ライラック
香水にも人気の甘い香りが特徴で、紫系の花を咲かせる植物です。
冷涼な気候を好むので札幌の木としても愛され、ガーデニングにも人気が高いです。
花がハートの形に似てフランスでも青春の花として親しまれており、そこから【大切な友達/友情】といった花言葉に由来したようです。
すっと大切にしたい人へ おすすめの花の贈り方
そんなお花達ですが、生き物である植物は種類によって入手困難であったり、開花時期を考えてプレゼントしなければならないものもあります。
そこで、比較的開花時期が長く、手に入りやすさで人気なのは
・薔薇
・シザンサス
・ゼラニウム
が挙げられます。
また、近年人気のプリザーブドフラワーなら時期がずれても贈れますし、勿忘草・アンモビウム・ナズナなどの小ぶりな花では、ハーバリウムやレジン加工したアクセサリーをプレゼントするものいいですね。
ちょうど開花時期に合わせる場合は、その花の大きさを組み合わせてフラワーアレンジメントしたものを贈るのも、さらに華やかを増し喜ばれると思いますよ。
お花だけでも嬉しいことは間違いなしですが、おすすめの贈り方はメッセージカードを添えて贈ることです。
可愛らしい花に小さなメッセージカードでもいいので、あなたの気持ちや、選んだ花言葉を添え、一生の記念になるような思い出を作ってくださいね。
まとめ
様々な花言葉をご紹介しましたが、あなたが思うフレーズにぴったりのものは見つかりましたか?
花が持つ『人を喜ばせるパワー』はその見た目の美しさだけでなく、一緒に贈られる花言葉も大きく影響してきます。
特別な人との素敵な思い出をより深めるためにも、あなた自身の想いを大切にして、花言葉を選んでみてくださいね。
なかなか恥ずかしくて伝えられないこともありますが、ぜひお花とともにその気持ちも贈ってみてはいかがでしょうか。