近年、ますます人気の高いキャンプ。
家族や友人たちと楽しく開放的な気分が味わえるとして、多くの人に楽しまれています。
しかしそんなキャンプ、ちょっと手間だなと感じることはありませんか?中でも、キャンプ中に食べるご飯に関するお悩みは、多くの人が考えたことがあると思います。
キャンプ場での調理は室内とは違い、準備から片付けまで意外と大変ですよね。
そんな、楽しいけど大変!なイメージのキャンプ飯をもっと簡単にするために、ご紹介したいアイディアをいくつか集めてみました。
ぜひ参考にして、より良いキャンプ飯を楽しんでみてくださいね。
目次
キャンプ飯は片付けが大変!
そもそもキャンプ飯で、一番大変だな…と思うことはなんだと思いますか?それはずばり片付けではないでしょうか。
私が思う、キャンプ飯の片付けの辛い部分を、少しまとめてみました。
洗い場が限られている
まず第一に、洗い場の問題が挙げられます。
蛇口や洗い場のあるキャンプ場なら、衛生的に片付けができますが、そうでないキャンプ場も多いので、遊びに行く前に事前にしっかりチェックしておきましょう。
洗い場のないキャンプ場では、きれいな水の確保や、使い終わって汚れた水の処理に困りますよね。
さらに汚れた水はそのまま流すと、自然への影響がありますので絶対にしてはいけません。
荷物が増えてしまう
また、それに伴い、荷物が増えてしまうのも大きなお悩みポイントです。
片付け用の水が現地で確保できそうにない場合、洗うためにきれいな水を持っていく必要があります。
もちろん油汚れ等は洗剤も必要になってくるので、洗剤やスポンジ、乾かすためのタオルなど、洗い物だけでもかなり荷物が増えてしまうでしょう。
そして使い終わった水や、汚れたペーパーを持って帰る手間も…。
楽しい時間を過ごしにキャンプに行くのに、肝心の遊びに使える荷物を減らし、片付けのために重い荷物を背負っていくのは大変ですよね。
せっかくの楽しい時間が少なくなる
なんといっても、それらに費やす時間の問題も大きいです。
キャンプは、意外と時間が限られてしまうことも少なくありません。
そんな貴重な時間の一部を、準備や片付けのために割くのもなんだか悔しいですよね。
なんとなく担当にされて一人で片付けをした、というような話も聞きます。
そんな悲しい思いもしなくて済むように、楽チンキャンプ飯で時間いっぱい楽しんでください。
キャンプ飯で洗い物なし・ゴミが出ない楽チンアイディアを紹介!
一から始めようとすると意外と大変なキャンプ飯。
ここからはできるだけ楽しく簡単に体験できるような、楽チンアイディアをご紹介していきます。
あらかじめ食材の下準備を済ませておく
まず、準備編です。
食材を現地で調理するには、まな板や包丁なども準備する必要があります。
荷物も手間も増えるこの工程。どうしても面倒に感じますよね。
そこでお勧めしたいのは、ジップロックの活用です。
あらかじめ野菜や肉をカットし、必要な分だけジップロックに入れて持っていくことで、買い出しの手間を減らしたり、荷物の削減ができます。
さらに、必要以上に食材を持っていかないので、参加人数に合わせた材料が事前準備できるのも大きなメリットですね。
肉と野菜は別々のジップロックに入れることで食中毒にもなりにくいので、分けて準備する方がおすすめです。
ポリ袋調理をする
次に調理の際、鍋やフライパンなどの重くて大型のキッチン用品をいくつも持っていかなければいけないのも困りますよね。
そこで活用してほしいのがアイラップ。
アイラップは耐冷、耐熱性のマチ付きのポリ袋です。
調理法は簡単で、食材と調味料を入れ口を縛り、袋ごとお湯に入れて湯煎するだけ。
調理に必要なのはお湯だけなので、一つの鍋でいくつかの料理がつくれちゃうんです。
アイラップを使ったアイディアレシピ!
野菜と卵を混ぜたものでオムレツ風に、鶏肉に下味をつけじっくり湯煎すればサラダチキン風に、さらに洗ったお米と水を入れるだけでお米まで炊けます。
煮物や茹でもの系の調理を得意としていますので、気になるレシピがあればぜひ一度検索してみてくださいね。
使う際に一点だけ注意点があり、耐熱温度120度までなので、袋がなべ底や側面につかないよう気を付けて使用しましょう。
お皿やお箸に工夫する
食べる際の食器にも、工夫ができます。
洗い物を増やさないために、お皿にはラップを敷き、使い捨ての割りばしやプラスティック製の使い捨てスプーンを使用することで、洗い物をゼロにすることができます。
特に大人数の場合、一人あたり数枚使いがちなお皿の処理はなかなかの重労働。
料理ごとにラップを敷きかえれば、お皿自体の数も減らせますよ。
ワンポットでできるキャンプ飯
もう少し、本格的なキャンプ飯を楽しみたい方にはこちらがオススメ。
ワンポットと言って、一つの鍋(ポット)にすべての食材を入れ一一度に調理することで洗い物を極力減らすことができるんです。
食材の火の通り具合は、カットする際の大きさで調整するので時短調理にもなります。
手軽な調理法ながら、意外と本格的なキャンプ飯が楽しめるので今注目度の高い方法となっています。
ワンポットパスタ
例えば、いつもより少なめの水とパスタを、ツナなどの具と水分が飛ぶまで火にかけたら、バリエーション豊かなワンポットパスタの完成です。
パスタ系のワンポットレシピは、水切りも不要で様々な味を作れると人気の高いシリーズです。
クリームタイプやトマトソースタイプ、スープパスタなど多くのレシピがあるので、お好みのものをぜひ検索してみてください。
簡単チキンラーメンライス
次に、キャンプ飯で大人気の定番インスタント、チキンラーメンを砕いて、お米と共に炊きます。
最後に卵やねぎをのせ、少し蒸せば、簡単チキンラーメンライスができちゃいます。
いつものチキンラーメンだと物足りない、そんな方におすすめのアレンジレシピですね。
本格スープも!
また、スープ系の調理も簡単にできるので、だしのでやすい骨付き肉(手羽やスペアリブ)を野菜や調味料と一緒にゆっくり煮込むだけで、本格的なスープもできます。
肌寒い季節のキャンプでは、最高の料理になること間違いなしですね。
まとめ
以上、キャンプ飯を手軽に楽しむいくつかの楽チンなアイディア。いかがでしたでしょうか。
広大な自然の中で食べるご飯は、いつもと違って何倍もおいしく感じます。また、そこで過ごす時間は、家族や友人たちとの大切な思い出になりますね。
簡単に、でもおいしく、いろいろな工夫をしながらキャンプ飯を作って楽しんでみてください。
最後に、キャンプは自由を満喫する遊びですが、マナーを守るのも大切です。ごみを捨てず綺麗に使用して、みんなが気持ちよく使用できるように配慮して楽しみましょう。