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新型コロナのワクチンはいつできる?日本・海外の開発状況まとめ

社会

コロナウイルスの感染が広がり、日本でも普通の生活はいつできるようになるのかと思っている人が多いと思います。

生活が変わり、目に見えない感染症を誰がもっているか分からない、不安な日々ですよね。。

 

「コロナウイルスのワクチンができるまではかからないようにしないと」と言う人もいますが、ワクチンっていつできるの?と思い調べてみたことをまとめてみました。

この記事ではコロナウイルスのワクチンについて『いつ』をメインに、なぜ時間がかかるのか開発している会社・企業は今どのくらいまで進んでいるのか、という情報をまとめています。

目次

コロナのワクチンは日本でいつできるの?

コロナがいつまで続くのか、という疑問と共に「ワクチンはいつできるんだろう?」と気になりますよね。

WIREDの3月25日の記事には

米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、「ワクチンを使えるようになるまでに少なくとも1年半はかかります」

「ほとんどのワクチンは市場に出るまでに5年から15年もかかります」

と有ります。

5年から15年が1年半に短縮されるのはすごいことですが、コロナの感染が広がっている今としては1年半も長く感じますよね…。

 

希望がもてる情報としては、TechCrunchの3月24日の記事

ワクチンの臨床試験を米国で最も早く開始することを発表していたModernaは、3月23日にさらに詳しい情報を発表した。これによると、同社は一部のグループ、おそらくは医療スタッフ向けに、早ければ2020年秋にもワクチンの提供を開始する計画を進めているという。

というニュースがありました。

バイオ医薬大手のモデルナ社は米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と共同でワクチンを開発しており、すでに第1相臨床試験が開始されているようです。

 

また4月13日には

英オックスフォード大学の研究チームは、新型コロナウイルスへの感染を抑えるワクチンを、早ければ9月にも実用化すると明らかにした。候補となるワクチンは4月中に臨床試験を始める予定としている。

日本経済新聞

という記事も出ていました!

 

このようなニュースがあると少し明るい気持ちになりますね。

各国の企業や大学が競ってワクチンの開発を進めており、少しでも早くという人々の思いに応えようとしてくれていますね。

どうして時間がかかるの?

新型コロナウイルスに限らず、ワクチンの開発に時間がかかるのはなぜでしょうか?

ワクチンが出回るまでには「臨床試験」が必要になり、全て順調にいったとしてもその臨床試験だけで1年半近くかかってしまうのです。

 

臨床試験は3つのステージがあり、それぞれのステージで数ヶ月単位での時間を必要とします。

第Ⅰ相試験 少人数の健康成人において、ワクチンの安全性を評価。 3ヶ月
第2相試験 数百人にワクチンを投与する。ワクチンがうまく被験者の体を刺激して、抗体をつくらせ、病気を撃退するかどうかのデータを集める 6〜8カ月
第3相試験 アウトブレイクの地域で数千人の人々を対象にワクチン投与を行なう。 6〜8カ月

この臨床試験の米国食品医薬品局(FDA)などの規制機関が、ワクチン承認の可否を決定するためにすべてのデータをチェックします。通常であれば数カ月から1年かかります。

今回のコロナウイルスの候補ワクチンの開発が始まったのは2020年1月なので、ワクチンの一般使用が認められるのは、全てが順調にいったとして通常の過程で考えると最短でも21年の夏の終わりになる、というわけです。

日本・海外のワクチンの開発状況

新型コロナウイルスの流行が始まってから、様々な企業がワクチンの開発を進めています。

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日本の企業・大学のワクチン開発状況

日本企業では、アンジェス(大阪大と共同)、アイロムグループのIDファーマ(中国・復旦大付属上海公衆衛生臨床センターと共同)、田辺三菱製薬カナダの子会社メディカゴがワクチンの開発を始めています。

臨床試験開始についてはアンジェスは6カ月以内のできる限り早い時期、田辺三菱製薬は今年8月までに開始したいとしています。

海外の企業・大学のワクチン開発状況

すでに第1相臨床試験が開始されているバイオ医薬大手のモデルナ社(米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と共同)以外にも複数の企業がワクチンの開発を始めています。

mRNAワクチン「BNT162」を共同で開発する米ファイザーと独ビオンテックは4月末までに、DNAワクチン「INO-4800」を開発する米国のDNAワクチン治療剤開発企業であるイノビオは4月中に、ナノ粒子ワクチンを自社開発した米バイオテク企業ノババックスは5月半ばにも、それぞれ臨床試験を開始すると発表しています。

 

米ピッツバーグ大学医学部の研究者は、開発中のワクチンに感染予防に役に立つ水準で免疫力を高める効果があることをマウスを使った動物実験で確認したと発表し、数ヶ月で臨床試験を開始したいと発表しています。

まとめ

コロナウイルスのワクチンが日本でいつできるのかと思い調べてみましたが、すぐにというわけにはいきませんが様々な企業や大学が開発を進めているのは心強いような感じがしますね。

コロナウイルスへのワクチンができるまでは正直とても不安な気持ちの方が多いと思います。

不安な時間がいつまで続くのか分からないというのは、誰にとってもとてもストレスフルな状況です。

 

様々な要因によって、コロナがいつまで続くのかということが変わってくるので短絡的に収束する日を待つよりも、自粛生活の中で安らげる方法を見つけたり、笑顔になれる工夫をして見るのが良いかもしれませんね。

これまで挑戦してなかった手の込んだ料理を作ってみたり、読めていなかった本を読んだり、ネットビジネスを始めてみたり…考え方次第でできることは増えます!

この状況をチャンスに変えてみましょう♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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